夢の果てミュージック『和心』に収録中の『時は過ぎゆく』(英題:It’s All in the Past)について、楽曲の特徴や制作のきっかけをご紹介しています。
『時は過ぎゆく』について
『時は過ぎゆく』はどこかなつかしさを感じる優しいクラリネットのメロディと、語りかけるようなピアノが特徴の楽曲です。秋の夕暮れ時のように寂しく、そしてノスタルジック溢れるサウンドをお楽しみください。
楽曲データ
作曲年:2020年
制作環境:Logic ProX
使用楽器:ピアノ、クラリネット、シンセサイザーなど
ライセンス購入:https://audiostock.jp/audio/881349
動画
制作小話
秋の寂しげな夕暮れ時が来ると、いつもなぜか遠い空に風情を感じます。
私は学生時代を京都で過ごしました。そこでいつも思い出すのは、9月中頃~10月頃の、なんとも言えない切なさを感じる夕暮れ時の雰囲気です。
特に大学の講義が終わった夕方4時~5時近く。大学が終わったあと、ふと空を見上げれば、そこには淡い夕暮れが見えます。
その夕暮れの美しさはもののあわれとしか例えようがありません。具体的に「ここが美しい!」と説明することはむしろ、無粋に思います。
2020年9月23日、京都を久々訪れましたが、そのとき再び夕暮れの東本願寺で、昔見たあの夕暮れの美しさを思い出しました。
『時は過ぎゆく』はそのインスピレーションをもとに制作されました。