夢の果てミュージック『和心』に収録中の『泡沫の夢』(英題: Like a Fleeting Dream)について、楽曲の特徴や制作のきっかけをご紹介しています。
『泡沫の夢』について
『泡沫の夢』は物悲しいピアノの旋律と尺八や和太鼓などの和楽器を用いた和風の楽曲です。一夜の美しい夢の足跡のようにしみじみ儚い、哀愁感漂う和のサウンドをお楽しみください。
楽曲データ
作曲年:2023年
使用楽器:ピアノ、和太鼓、尺八など
制作環境:Logic Pro X
ライセンス購入:https://audiostock.jp/audio/1497086
動画
制作小話
『泡沫の夢』は、『平家物語』(角川書店ビギナーズ・クラシックス)に登場する「祇王と仏御前の物語」(P27)にインスピレーションを受け制作された楽曲です。
絶対の権力者に寵愛を受けるも、その春はあまりにも短く、そして儚い。2人の女性の無常観に満ちた物語は、私の感性を強く揺さぶりました。
この楽曲では物語から受けたインスピレーションをもとに、ピアノの旋律を中心としつつ和太鼓や尺八、琴といった和楽器を中心として、一夜の美しい夢をしみじみ噛みしめるような儚いサウンドを目指しました。