夢の果てミュージック『憧憬』に収録中の『いつからか曇り』(英題:It’s Getting Cloudy)について、楽曲の特徴や制作のきっかけをご紹介しています。
『いつからか曇り』について
アンニュイで感情的なピアノとドラマチックで重厚なストリングスが紡ぎ出すサウンドが特徴の楽曲です。
同じメロディ、コード進行を繰り返しつつ勢いをつけていく手法を用い、シンプルかつリリカルなメロディがドロマチックに、そして力強く響き渡ります。
楽曲データ
作曲年:2000年
制作環境:Logic Pro9& X
使用楽器:ピアノ、ストリングス、エレピなど
ライセンス購入:https://audiostock.jp/audio/784206
動画
制作小話
『いつからか曇り』は私の処女作です。
当時習っていたピアノの先生が主催した愛知県名古屋市栄にあるマツザカヤホールでの生徒ピアノ発表会で演奏するために作曲し、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』とともに演奏した楽曲です。
そのときの基本構造をもとに再アレンジしたのが今の楽曲です。とても思い入れがある楽曲なので、アルバム『憧憬』でも最初に収録することにしました。
この楽曲は、どこへ進めばいいかわからずにモヤモヤしていた、青春時代の記録です。