夢の果てミュージック『和心』に収録されている『夜半の冬』 (英題:Midnight Winter)について、作品の特徴や制作の背景をご紹介します。
『夜半の冬』 について
『夜半の冬』は、冬の夜空のように厳粛で冷徹な美しさを持つピアノの旋律が特徴の作品です。粛々と紡がれるピアノの旋律に、壮大なストリングスが絡み合い、静謐な中に秘めた力強さを感じさせます。
まるで凍てつく風景の中で、孤独と美しさが交錯するかのような、深遠な空気感に包まれたサウンド。それは冬の冷たい空気がそのまま音楽となり、心の奥に静かな強さを呼び覚まします。
静寂の中に広がる荘厳な音世界を、お楽しみください。
楽曲データ
作曲年:2021年
制作環境:Logic Pro X
使用楽器:ヤマハピアノ、シンセサイザー、ストリングスなど
ライセンス購入:https://audiostock.jp/audio/1129447
動画
制作小話
『夜半の冬』は、「冬の夜空」をテーマにした作品です。
それは私が北国で暮らしていた日々のこと。暖房の効いた温かい部屋から一歩外へ出ると、雪が降り積もり、まるで銀世界が広がっています。
しんしんと降り続ける雪の中で、厳しい冬がやがて訪れる春を静かに待ち侘びる、そのときの心情を、音楽で表現しました。
暗から明へと転じる楽曲の構成には、ピアノやストリングスに加え、フルートやクラリネットなどのクラシカルな楽器が織り交ぜられ、冬の冷徹さとその中に秘めた温かさを感じさせます。
雪が静かに降り積もる風景の中で、孤独と美しさが交錯し、心の中に静かな強さを呼び覚ますような音世界が広がります。
この曲を聴くときはいつも、北国で過ごした日々を思い出します。特に、当時住んでいたマンションの窓から見た、静かに降る雪の光景が心に浮かびます。
その心象こそが、この曲に込めた思いと、感情の源です。